「久しぶりの練習は八罫掌！」
全国的な緊急事態宣言の解除を受け、体育館の利用が出来るようになり、昨日から練習再開しました。
日頃から、私たち下関武術隊はグループLINEで色々な連絡や情報のやりとりなどをしています。
今回の練習中止期間中に、ある先輩から膝の内側を鍛えたいのですが、真横に動く動作（反復横跳び系）って今武術隊で皆がやってる武術で、どの動きが当てはまりますか？武術の套路や基本功で何か良い動作ありませんか？との質問がありました。
南拳なら、洪家拳・詠春拳の基本歩型である二字钳羊马が良いのでは？や査拳の起式はほぼ反復横跳びのような気がしますなどの意見があがりました。
そんな中、先生からは「蹚泥步」八罫掌の歩法練習ですとの回答がありました。
そして、久しぶりに再開した昨日の練習は軽めの基本功のあと、その質問に答えて宋先生、谷先生お二人のご指導のもと終始八罫掌の練習となりました。
下関武術隊には、八罫掌で全国一位の経験を持つ現在岩国在住の師兄がいますが、自分が武術を習いはじめてから先生方から八罫掌の指導をしていただくのははじめてのことでした。
独特な歩法に戸惑いながらも、カンフー映画でよくみてきた八罫掌を練習していることがとても嬉しく、そして楽しくてあっという間に時間が過ぎました。
僕は現在大会出場種目として、翻子拳をメインに八極拳も練習しています。
そのほかにも、形意拳や蟷螂拳も少しづつ練習中ですが、八罫掌もとても魅力的で、中国武術の奥深さを改めて感じました。
どんな拳術も、極めることは容易いことではないことは重々承知しているつもりですが、八罫掌の套路も出来るようになりたいと深く思いました。
形意拳や蟷螂拳、八罫掌での大会出場を目指しての練習は考えておらず、あくまでも自己満足の世界です。
色々な中国武術・拳術を、長いスパンで習得を目指していければいいかなと思います。
そして、それらを習えることが出来ることに喜びを感じます。
人生に、また新たな目標と楽しみが増えた気がしました。
