「中国武術の挨拶、抱拳礼(パオチュアンリー/ほうけんれい)とは?」
今回は、中国武術の挨拶である、抱拳礼(パオチュアンリー/ほうけんれい)について投稿しようと思います。
カンフー映画などで見たことがあると思いますが、中国武術の中では挨拶として必ず使います。
左手を掌、右手を拳にし、胸前で右手の拳面を左手の手の平に合わせます。背筋を正して、肩と肘の力を抜きます。
老師 (先生) が手を下ろすまでは、先に手をほどいて下ろさないことが礼儀となります。
抱拳礼に込められた意味としては、左の掌は「文」を,右の拳は「武」を表し、文武の合体を意味しているそうです。
そのほかにも、左手の4つの指は4大海を,右手の拳の5つの関節は5大陸を表すなど、ほかにも抱拳礼ひとつにも色々な意味合いがあるようです。
下関武術隊では、練習が終わった際、先生に挨拶します。先生が抱拳礼で挨拶された後、皆んなで先生に抱拳礼で挨拶を返します。
その時、何と言ってるかですが、
「老师,再见!」
lǎoshī,zàijiàn (ラァォシィー ザイジェン)
「先生、さようなら」とか、「先生、またお会いしましょう」と言う意味みたいです。
先程でもありましたが、抱拳礼(ほうけんれい)は必ず、先生が下ろしてから、生徒側が下ろします。
最後に皆んなで、身体の下で手を叩くと同時に「はい‼️」と大きな声で言って、お疲れ様でしたとなります。
抱拳礼が綺麗に出来ると、まるでカンフーマスターになったような気になれますよ。👍
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