「強化練習開催と変わりゆく下関市体育館」
昨日、4月10日日曜日に下関市体育館で午前9時30分から午後16時30分まで中級教室の方たちと武術隊の全国大会に向けた強化練習がありました。
午前中は練習中心、午後からは大会形式での表演会を行いました。
武術隊からは、陳式太極拳、八極拳、翻子拳、双手剣の選手が参加。
久しぶりに表演服を着て人前での表演ということもあり、色々なミスや課題もありましたが、コロナ禍で練習自体制限される期間も長引き、大会や交流会などで表演する機会がない状況が続いていたので、天気も良くとても有意義な練習となりました。
5月には北九州の交流会が開催予定なので、まずはそれに向けてさらに精度を上げられるように練習していければと思いました。
昨日の練習会場である既存の下関市体育館ですが、これまで様々な競技大会の会場として活用されてきましたが建設から50年以上が経過。老朽化に加え、新耐震基準を満たしておらず、利用者の安全性やバリアフリー面の懸念があり、また豪雨などの自然災害に備えた防災拠点としての整備も必要であることから、下関市はスポーツ大会や大規模イベントの会場となり得る新体育館の整備を行うことにしました。
ですので、近い将来この体育館解体される予定です。
武術太極拳も、山口県大会や発表交流会、勉強会や強化練習などを行って来ました。残念ながらあと何度この体育館を利用出来るか分かりません。
この計画に伴い、現在4月1日から28日まで市役所のロビーで『変わりゆく下関市体育館』展が開催されているそうです。
武術隊の先輩の建築大学生の息子さんたちが起こしたプロジェクトだそうで、建設当時の模型や設計図、くじらの形をした曲線と直線の絶妙な建築物である下関市立体育館をまだ観れるうちにもう一度市民の皆様にみてほしいと願って制作した展示会だそうです。
興味のある方はぜひ市役所に寄ってみてはいかがでしょうか?