「宋先生の師、門 惠豐老師について」
先生からLINEに、先生の師匠である門先生ご一家の写真が送られて来ました。
そこで、今回は中国武術において偉業を成し遂げてこられた、門 惠豐老師のプロフィールを分かる範囲でご紹介してみようと思います。
奥様である阚 桂香先生も凄い方です。
宋先生とのスナップ写真
自分自身も知らないことが多いですし、間違いもあるかもしれませんが、そこはご了承の程よろしくお願いします🤲
門 惠豐先生の主な肩書
・北京体育大学教授
・中国十大武術名人の一人である
・中国政府より「人間国宝」と認定される
・中国武術九段
1959年、中国最初の全国大会の武術大会で1位を獲得
1963年、武術を専攻して北京体育学院を卒業。
その後は北京体育学院にとどまり武術を指導。
1965 年から 1966 年、中国版シークレット・サービスにあたる中央警備局教授として武術を指導。
1991年、第1回世界武術選手権大会の主審を務める。
そして西暦2000年には、元旦早朝の日の出の時間に合わせ、中国山東省泰安市の北方にある山、中国の世界遺産『泰山』頂上にて、 門恵豊老師が考案され生まれた新しい太極拳『東岳太極拳』を表演されました。
この模様は、衛星放送を通じて中国中央電視台により全世界に放映されました。
『東岳太極拳』の『東岳』は、泰山の別名で、この場所で表演されたことにより「東岳太極拳」と命名されました。
その後は、中国武術協会の副会長に就任。
中国武術協会とは中国国家体育総局(スポーツ省)、民政省、中華全国体育総会、中国オリンピック委員会の指導と監督管理下にある非営利の全国組織。
それと同時に北京体育大学の武術学部の監督を務め、2011年には中華人民共和国のスポーツを統括する機関、中国体育総局の武術研究所初の専門家として採用される。
など
とても凄い偉大な老師です。
僕が武術を習い始める数年前には、先生方が門先生を下関にお招きされたそうで、先輩方は門先生にご指導を受けたり、一緒に食事に行ったりしたそうです。
羨ましい限りです。
お会いしたことはありませんが、いつまでもお元気で、お身体に気をつけてお過ごしくださるよう、下関の地からお祈り申し上げます。