昨日は「太極拳学習会」開催。
以前は毎年の恒例行事だった「太極拳学習会」。
コロナも治まりつつあるなか、昨日10月15日 (日曜日) は天気も良く、気温もちょうどいい練習日和に恵まれ、数年ぶりに下関市体育館にて導引保健功普及協会太極拳学習会が開催されました。
宋大慶老師、谷理絵老師、中級教室の皆さん指導のもと、市内の各教室のメンバーが東岳太極拳の勉強会に参加。
午前は東岳太極拳八式(新套路)、午後からは東岳精義太極拳の練習を行いました。
午前中の東岳太極拳八式は、初心者にもわかりやすく、その基本動作を練習することでレベルアップを図れる套路であると同時に、そのわかりやすさから普及套路としての役割もあるそうです。
練習は4つのグループを作り、最初は全体で練習した後、各グループで練習。
最後に音楽をかけ、練習の成果を披露。
八式はわずか2時間の練習でしたが、皆さん一生懸命頑張っていました。
午後からの東岳精義太極拳は、中級教室と武術隊メンバーのレベルアップ的な練習となりました。
この太極拳は、宇宙の根源的働き、中国古代の思想である三才 (天・地・人) の考えを用いた太極拳で、東岳太極拳・楊式太極拳・呉式太極拳・武式太極拳・孫式太極拳・陳式太極拳の6派太極拳から構成されている套路です。
また、移動範囲がさほど広くないことから、少しのスペースさえあれば練習出来るのも特徴の一つ。
中国の宇宙船「神舟」に搭乗した宇宙飛行士が宇宙でのライフスタイルとしてこの太極拳の練習を取り入れたことも話題になりました。
僕自身、太極拳は八法五歩と二十四式太極拳をかじったぐらいなのでかなり苦戦しました。
伝統拳術とは違う筋肉を使うせいか、凄く疲れましたが、とても良い勉強、良い練習になりました。
今後とも練習しようと思います。
また以前のように各催しが開催されるようになって来て、嬉しく感じました。
新総合体育館の建設も進んでいて、現体育館と並んでいる姿は何か感慨深いものがありました。
歴史ある現在の下関市体育館で練習出来る機会もあとわずかです。
