下関中国武術・武術太極拳愛好会

下関市内で中国武術・武術太極拳(カンフー)をやってます。

数ヶ月前の形意拳五行連環拳

「数ヶ月前の形意拳五行連環拳」

 昨年の春先、コロナが流行り出した頃、先生の提案で皆んなで始めた形意拳

三体式の練習から始まり、五行拳の『劈拳』『崩拳』『鑽拳』『炮拳』『横拳』の定歩・活歩(跟歩)を一つずつ順番に練習し、半年後には五行連環拳の練習に入りました。

 ついこの前まで、近隣の県の緊急事態宣言の影響により、新型コロナウイルス対策で再度体育館の使用が出来なくなることもあり、少し忘れがち。

 最近、練習再開してから再度毎週一つの五行拳の定歩と跟歩(活歩) の練習をしています。
先週と先々週は、『劈拳』の練習でした。

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数ヶ月前までは、五行拳も五行連環拳もそれなりに出来る様になってきたところですが、やはり練習続けないと駄目ですね。😓

 

 以前も少し紹介しましたが、再度「五行拳」について説明。

形意拳 五行拳

直線上から始める練習法を一般的に「定歩」ディンブウと呼びます。

円周上で套路を行う事を、一般的に「活歩」ホウブウ、または「跟歩」ゲンブウと呼びます。


五行拳の種類は以下の通り。

『劈拳』ピーチェン
斧を振るうように上から下へ切り下す動作。
五行の『金』。五臓の『肺』。

『崩拳』ポァンチェン
矢が飛ぶように直線的に打ち出される中段突き。
五行の『木』。五臓の『肝』。

『鑽拳』ズァアンチェン
鉄砲水が吹き上がるように下から上へ直線的に突き出される動作。
五行の『水』。五臓の『腎』。

『炮拳』パオチェン
全身を小さくまとめた姿勢より、足を斜め前方へ大きく踏み出し、同時に片腕は上段をさばき、片腕は正面への突きと、爆発するが如く全身を展開させる動作。
五行の『火』。五臓の『心』。

『横拳』ホンチェン
手の甲を上にした拳を、翻しながら手の甲を下にして打ち出す動作。
この際、水平方向内側に弧状を描いて射出される。
五行の『土』。五臓の『脾』。

これら『五行拳』を練る事により、形意拳の武術的技法を身に付けるだけでなく、五臓を活性化して内蔵から健康にする効能も発揮するそうです。

これら五行拳をつなげて作られた套路が、五行連環拳になります。

下の動画は数ヶ月前の練習時の動画になります。

https://matukazekid1002.hatenablog.com/entry/2020/04/20/081925

👆上のリンクは、以前の形意拳の投稿です。

 

 練習が普通に出来ることが幸せだと思えるのも、コロナ禍だからこそですかね。

五行連環拳も、忘れないようにしないと。